瀧口範子[ジャーナリスト]さんが、デザインやエンジニアリングの面で革新的な製品に贈られる今年の「CESイノベーション賞」の概要を紹介している内容が面白い。
センサーが使われている製品が目立つようで、サッカーボールにセンサーが組み込まれ、蹴った強さ、速度、ボールが飛んだ道のりなどのデータがブルートゥースで送信され、ビジュアルにその結果が見られるというアディダスの「スマートボール」、オランダのアマリロ・インターナショナルが開発した、侵入者をキャッチしてビデオや写真を撮るデバイス「ICAM HDプロ」、土壌の湿度や栄養分をセンサーで感知して、どんな植物が合っているかを表示してくれ、いったん植えると水やりのタイミングを教えてくれたり、どんな肥料をやるべきかなども指導してくれるイーダインのガーデンセンサー、ラジオ波を利用したワイヤレス充電技術で平らなパネルの上にデバイスを置くだけで充電され、デバイスだけでなく車両などにも応用可能というクアルコムの「Wiパワー」、等々。
http://diamond.jp/articles/-/64710