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Channel: IT起業研究所 ITInvC 代表小松仁
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密林に浮かび上がるマヤ文明の遺跡 レーザー技術で発見

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米誌「ナショナル・ジオグラフィック」が最初に報じた、グアテマラ北部のジャングルの下に隠れていた6万以上の古代マヤ文明の建造物が新しいレーザー技術によって発見されたという件は、改めて驚く。
 

 
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農業、かんがい、採石場、防御設備の跡が広範囲で確認され、また大規模な道路網は、コミュニティー同士がこれまで知られていた以上に密接につながっていたことを示しているという。
 
現在、研究者らは、かつてマヤ低地(現在のグアテマラとメキシコにまたがる地域)には、以前の調査で示された数の「数倍」の1000万人が住んでいたと見ているらしい。
 
中米のジャングルは非常に密生しているため、現地の史跡の大規模な調査は輸送面で困難なことが多かったようだ。
 
LIDARという光検出と測距の新技術により得られたデータから、地表の等高線が表示され、研究者らはその等高線から林冠の下の人工建造物を発見することができ、考古学者らは上空から密林の中まで見通せるようになったようだ。
 
「太陽や星を肉眼で観察していた時に望遠鏡が発明されたようなもの」というのは、尤もだと思う。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
 


自動化でアマゾンを脅かす? 急成長する中国ネット通販『JD.com』

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Wired Wire記事「自動化でアマゾンを脅かす?急成長する中国ネット通販『JD.comに潜入」が面白い。

 
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中国・貴州省貴陽市にある貴州交通職業技術学院で、顧客に荷物を配送するJD.comの無人配送ロボット。20186月に撮影。PHOTO:QUHONGLUN/CHINA NEWS SERVICE/VCG/GETTY IMAGES)

 
ドローンや自律走行車による配送、完全に自動化された巨大倉庫、先端技術の活用でアマゾンの先を行くような巨大ネット通販企業「JD.com(京東商城)」は、テンセントやグーグルの支援を受けながら世界へと勢力を広げているようだ。
 

 
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JDは、本拠地である中国で急速に成長を続けているだけでなく、タイやインドネシア、ヴェトナム、そして最近はヨーロッパなどにも非常に速いスピードで拡大しているらしい。
 
JDのドローンは163月から中国各地で商品を配送しており、記録された飛行時間は5,000時間を超えているという。
 
自動化といい、成長といい、規模といい、巨大でありながら比較的知られていないJDの売り上げは、毎年40パーセント増加しており、2017年には557億ドル(6.1兆円)に達したらしい。
 
JDを支援している主な企業のひとつが、時価総額で中国最大のインターネット企業であるテンセント(騰訊控股)で、ほかに、ウォルマートが株式の10パーセントを所有しているうえ、グーグルも55,000万ドルをJDに投資すると186月に発表しているようだ。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

エヌビディアがゲーム向け最新GPU発表、AI活用で表現リアルに

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MIT Technology Review記事「Nvidia’s using AI in chips to make video games even more realistic エヌビディアがゲーム向け最新GPU発表、AI活用で表現リアルに」と伝えている。
 
 

 
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エヌビディアは、レイ・トレーシング(光を画素として表し、その光が仮想オブジェクトに当たったときにどうなるかを正確に表現する処理)の性能を大幅に向上させる新たなグラフィック・チップを発表したという。
 
従来、コンピューターで光と影を表現するには、複数の要素を含む画像を掛け合わせて描画する手法が採られてきたが、エヌビディアの新型チップは、最近アップデートされた「チューリング(Turing)」というアーキテクチャに基づくもので、既存の手法を用いて部分的に光と影を描画した後、AIによる予測に基づいて残りの部分の光と影を描画することで、全体の処理を高速化するもののようだ。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

Appleが示した『現実主義のAI』

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Digitalist記事「Appleが示した『現実主義のAI」が面白い。
 

AppleSiriShortcutsによるAI活用は、Googleと比べれば圧倒的に地味で、「AppleAIを諦めた」とまで揶揄されるほどだというが、自分だけのために働いてくれるという点から、プライバシーに対する懸念や恐怖を感じることはなくなるだろう、この一点において、AppleAI活用が極めて現実主義的であるという指摘は、的を射ていると思う。 

 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

Microsoftのスマートグラスは『脈派』で血圧を測定!意識せずに血圧データを収集できるデバイス開発へ

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Microsoft’s Glasses Monitor Blood Pressure
 

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Microsoft ResearchGlabellaProjectは、血圧モニタリング機能をメガネに実装したという。

 
このスマートグラスは、光センサーを利用して頭部にある動脈をセンシング。デバイスを装着することで意識することなく血圧データが集められるらしい。
 
動脈部位から発生する「脈派」を複数地点で観測して、伝播にどれだけ時間がかかったか(脈波伝播時間)を見て血圧を算出しているようだ。
 
現行の高精度な血圧計に適用されている測定基準を満たしているかは、今後臨床現場で評価する計画らしい。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
 
 

コペルニクスもビックリ、機械学習が地動説を導き出した

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物理学の既存の知識に依らずに、新しい法則を発見することは可能なのだろうか、チューリッヒ工科大学の研究者らは、物理の実験データや観測データを用いた機械学習により、予備知識なしで物理法則を「発見」できることを示したというMIT Technology Review記事が面白い。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

Google DeepMindはAIのIQを測定、ニューラルネットワークは知能を持ち人間になれる

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シリコンバレーVentureclefの宮本和明さんが、「Google DeepMindAIIQを測定、ニューラルネットワークは知能を持ち人間になれる」と、紹介している内容が面白い。
 

AI研究の次の目標は人間に匹敵する抽象推論(Abstract Reasoning)機能を持つマシンの開発にある。FacebookAI研究所所長のYann LeCunは、ニューラルネットワークを改良することで、推論や抽象事象を学習できるとの前提で研究を進めている。一方、New York UniversityGary Marcus教授は、ニューラルネットワークを突き進めても壁に当たり、一般的な抽象推論機能を持つことはできないと主張する。DeepMindは前者の陣営に属し、ニューラルネットワークをベースとする知的なAIの開発を進めている。

 

 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

AIが電話で『借金を取り立てる』ロボット、中国で実用化

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4月に中国の政府系ファンド「ChinaReform Fund」らから15900万ドル(約177億円)を調達したフィンテック企業「100Credit(百融金服)」が、AIがボイスで借金の取り立てを行なうロボットを開発したという。

 
Little 100Creditと呼ばれるこのロボットは、借金を返さない人々に電話をかけ、人間とほぼ同じ成功率で取り立てを行なうらしい。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁


カリフォルニア州、2045年までに『炭素ゼロ発電100%』実現へ

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カリフォルニア州で、2045年末までに州の電力を100%カーボンフリーとする法案が828日、カリフォルニア州議会を通過したという。
世界で最も積極的なクリーンエネルギー政策が、知事の決裁を待つことになる。
 
MIT Technology Review記事「カリフォルニア州、2045年までに『炭素ゼロ発電100%』実現へ」
James Temple  [米国版]のエネルギー担当上級編集者)
 
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50%達成は比較的容易と見られているが、残り50%の達成ははるかに難しくコストがかかるとされており、エネルギー貯蔵システムへの大規模投資や送電インフラの拡張、新たな技術革新が必要になる可能性があるようだ。 

 
カリフォルニア州の法案における重要なニュアンスは、同州の以前の規定よりもクリーンエネルギーの定義を広くとっていることで、「再生可能エネルギー」ではなく「ゼロカーボン電源」という言葉を使用しており、既存の技術や未来のテクノロジーが含まれる可能性があるらしい。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

日本の製造業が飛躍する鍵とは? デジタル化時代の『攻め』のセキュリティ

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MIT Technology Review記事「日本の製造業が飛躍する鍵とは? デジタル化時代の『攻め』のセキュリティで、そもそも属人的な匠という概念自体が、海外にはないようだ、匠の技に対しては、IPIntellectual Property)としての価値を認めてもらう必要がある、その上でIPをデータ化あるいはアルゴリズムに落とし、デジタライゼーションの効率化を進める日本独自のノウハウとして組み込む必要を指摘しているのは、興味深く参考になると思う。
 
製造業のデジタル・トランスフォーメーションが急速に進んでおり、製造工程をデジタル化し、データをセンサーや通信でつないで生産性を高める——2010年代にドイツで始まった動きが、世界中に広がっているというのは、間違いないだろう。
 

 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
 

そもそも脳に定年はない、55歳の壁は脳が見せる幻想

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そもそも脳に定年はない、55歳の壁は脳が見せる幻想であり、その人自身の思い込みにすぎないのだと茂木健一郎さんが紹介しているのは、有難くも元気が出る。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/「脳に定年はない」若々しい脳でいる方法を茂木健一郎氏に聞く/ar-BBMKFSD?ocid=spartandhp#page=2
 

 
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脳の働きを活性化しつづけることができれば、“55歳の壁を感じること自体がなくなり、脳の元気の源となるドーパミンをバンバン出していくことが重要というのは、間違いないだろう。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

日本電産、独5社買収 工場自動化へ500億円

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日本電産が、2018年度末までに、産業ロボット部品や工作機械などを手がけるドイツ企業5社を立て続けに買収、買収総額は約500億円となる見通しという。
製造業のデジタル化を促す第4次産業革命(インダストリー4.0)で先行する独企業の技術を一気に取り込み、工場の世界的な自動化需要を狙うのは、的を射ていると思う。
 

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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

クラウドから『エッジ』に動くITの巨人

グーグル、世界初のバイリンガルAIアシスタントを発表

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20182月に予告されていたグーグル・アシスタントの新バージョンが発表されたが、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語のいずれか2カ国語の同時利用に対応できるようだ。

Google released the first bilingual AIassistant

 
グーグルによると、取り組みには数年を要したらしく、バイリンガル・アシスタント実現のためには、AI2つの言語の音声認識を並行して処理し、話しかけられた言語を特定して、言われた内容を理解する方法を編み出さねばならないという。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

量子コンピュータに集まるカネとヒト、野心

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日経BPシリコンバレー支局中田 敦さんが、量子コンピュータにカネとヒトが猛烈に集まり始めている、量子コンピュータが実用的な性能を発揮する「Xデー」が迫っているとの期待が高まっているからで、この熱狂に根拠はあるのか、ブームは本物なのか、Xデーはいつなのかを論じている内容が面白い。
 
QCウェアのマット・ジョンソンCEO

 
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IT起業研究所ITInv代表 小松仁


次につながる「失敗」は失敗ではない(新規事業はうまくいくほうがおかしい)

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電動バイクやドローン事業など新たな事業に挑戦し続けるテラモーターズの徳重徹社長の話が、興味深く参考になると思う。
 

 
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・起業とは基本的に無茶な発想と現実をすり合わせながら、市場と顧客を見つけていくプロセスだと思っています。無茶してないのにイノベーションなんか起こるわけがない。
 
・創業者の志というか、考え方が大きく影響するのでしょう。創業者が未来を見越した発想力を持って、大きなリスクを取るかどうかが大事だと思います。
 
・(ステークホルダーとバランスを取りながらイノベーションを起こすには何が必要か)
トップの「やるんだ」という強い思いでしょう。
 
・新規事業の初期のKPI(重要業績評価指標)は、売上高や利益率ではなく、カスタマーインサイト(顧客の購買意欲の核心)をどれだけ発見できたかだと思います。それを言語化し、プロダクトやサービスにフィードバックして磨き込んでいく必要がある。
 
・(「発想力」とは何ですか)
例えば、2023年の世界はこうなるという解像度を高め、そこから逆算して、今やるべきことを描き出す仮説力です。そのために必要なのは、視野の広さ、大局観です。
 
・それには、失敗を踏まえた肌感覚と勘が大事です。現場で戦ってないと分からない。若い頃から失敗して、いろいろ「やらかして」いると、研ぎ澄まされた勘のようなものが身に付いてくる。経験はとても大事です。
 
・失敗の原因としてよくあるのが、自らのサービスやプロダクトを過大評価してしまうということです。15倍ぐらいに評価していると思っていい。事業を立ち上げる人は、自分にはそういったバイアスがかかってることを認識し、バイアスに流されないようにメタ認知力や、冷静に振り返るための内省力がとても大事。
 
・そもそも、新しいことはうまくいかない。うまくいくほうがおかしい。ただ、それぐらい難しいことをやるのが、新規事業やイノベーションです。
 
・スタートアップの66%は当初のプランを大幅に変更(ピボット)しています。そこから成功できるのは一部です。
 
・(スタートアップが失敗する原因で一番多いのは何ですか)
思い込みをベースに、顧客から何も学ばず、つくりたいものをつくっちゃうことです。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

AI兵器、実用化迫る 規制導入に米ロなど大国が反対

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人工知能(AI)が攻撃目標を探し殺傷する自律型のAI兵器の実用化が間近とされる状況は、不気味であり、結局人類はこんな形で滅亡していくのかと危惧を持たせる。
 

 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

「宇宙大作戦/スタートレック」 TV界最高の名誉ガバナーズ賞を受賞

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「宇宙大作戦/スタートレック」が、TV界最高の名誉とも言われる、今年のガバナーズ賞を受賞するようだ。。
 
ガバナーズ賞は、エミー賞を主催する米国テレビ芸術科学アカデミーの理事(ガバナー)が決定するもので、通常のエミー賞の範疇いかんにかかわらず、TV界に多大な貢献をした番組、人物などに与えられる賞という。
 
オールドファンにとってはうれしいニュースだ。
 
 

 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

米シリコンバレー・リポート 今後の日本企業の生き残り方

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スタンフォード大学アジア太平洋研究所日本研究プログラムリサーチスカラーの櫛田 健児さんが、「米シリコンバレー・リポート 今後の日本企業の生き残り方」で、伝えている内容が、改めて参考になると思う。
 
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「グーグルが開発したAI「アルファ碁」が2016年、囲碁のトップ棋士の1人・李世九段(韓国)に31敗で勝ち越したことが話題になりました。しかし、技術革新はこれにとどまりません。グーグルは翌17年に、アルファ碁をさらにグレードアップさせた「アルファ碁ゼロ」を開発。既存のアルファ碁と戦わせたところ、100連勝だった。でも実は囲碁とは別に、このアルファ碁ゼロを作ったグーグルのAI子会社が、AIを使ってグーグルの巨大データセンターにおいて空調最適化を試みた。すると、効率が40%アップし、消費電力が15%減ったそうです。」
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

狂気なほど金持ちアジア人に全米が沸くワケ 「クレイジー・リッチ!」大ヒットの内幕

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シリコンバレー在住ジャーナリストの瀧口 範子さんが、映画「クレイジー・リッチ!」大ヒットの内幕を伝えているのが面白い。
 
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オールアジアン・キャスト(出演者全員がアジア系)のうえ、著名俳優がほぼ出ていない映画で大ヒットになるのは異例と言う。
 
「クレージー・リッチ」とは、狂気なほどの富豪という意味らしい。
 
アメリカに移民したアジア系アメリカ人と、本国に残り家柄に誇りを持つ一族との違い、根無し草でも成功できる自由なアメリカと、個人より一族の歴史を重んじる生き方が対比されてもいるようだ。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁

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