内館牧子著「終わった人」とマルチステージの生き方
気が合うだけの友人を集めてもビジネスは成功しない
現代物理は、この宇宙のありさまをどれくらい解き明かしているのだろうか
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ロボティック・シンポジウム ソサエティ5.0の先にあるもの
Nanotech2017の特別シンポジウム「ロボティック・シンポジウム ソサエティ5.0の先にあるもの~幸福・AGI(Artificial GeneralIntelligence人工汎用知能)・BI(Business Intelligence)~」の中で、ロボティック普及促進センター理事長/㈱ロボットメディア代表取締役の小林賢一さんが、「第4次産業革命で起こるコト、その先へ」のテーマで、「これからのヒトと機械と社会との劇的関係性」、「ロボットと人間のお互いの特長を活かした共存」などについて話していた内容が特に面白く参考になった。
Society5.0の姿(めざすべき7つの社会像)
facebookのMark Zuckerberg CEOの新たなビジョン
facebookのMark ZuckerbergCEOは、新たなビジョンを発表し、facebookで世界中の人々を「つなぐ」だけでなく、より正確な情報を提供し、コミュニティーへの参加を促す「社会インフラ」を目指し、偽ニュース対策の遅れなどが意見の対立を先鋭化し、社会の分断を深めたとの批判に応えるという趣旨の長文の手紙を公開したと、シリコンバレー在の小川義也さんが報じている。
Thisis a time when many of us around the world are reflecting on how we can havethe most positive impact.
Iam reminded of my favorite saying about technology: "We alwaysoverestimate what we can do in two years, and we underestimate what we can doin ten years."
We may not have the power to create the worldwe want immediately, but we can all start working on the long term today. Intimes like these, the most important thing we at Facebook can do is develop thesocial infrastructure to give people the power to build a global community thatworks for all of us.
Forthe past decade, Facebook has focused on connecting friends and families.
Withthat foundation, our next focus will be developing the social infrastructurefor community -- for supporting us, for keeping us safe, for informing us, forcivic engagement, and for inclusion of all.
完全自動運転の実現に向け必要な法改正など制度整備の方針
量子コンピュータが暗号化技術に及ぼす脅威
NSAが問題としているアルゴリズムは、Public Key (公開鍵) とPrivateKey (秘密鍵) のペアを使ってデータを安全に送受信する仕組みのPublic-Key Cryptography (公開鍵暗号) の方式でインターネットで幅広く使われているが、実装方式としてはRSA、ECC (Elliptic Curve Cryptography) 、Diffie-Hellmanの三つのアルゴリズムが対象となるが、これらのアルゴリズムを搭載したシステムは量子コンピュータの登場で安全性が保障されなくなるという。
1994年、BellLaboratoriesの研究員Peter Shorは、量子コンピュータで整数因数分解の問題を解くアルゴリズムを開発したが、このアルゴリズムは「Shor’s Algorithm」と呼ばれ、暗号化技法の中心部である数学問題を解くことができるとして早くから課題が指摘されていた。
ここにきて、量子コンピュータの開発速度が上がり、危険性が現実のものになってきたわけで、カナダ企業D-Waveは製品を出荷し、IBMはクラウド経由で量子コンピュータを提供している。
GoogleやMicrosoftにおける量子コンピュータ研究も進んでおり、Shor’s Algorithmを解く能力を持つ量子コンピュータはまだ存在しないが、Public-KeyCryptographyの安全性が脅かされることが現実の問題となってきたらしい。
RSAConferenceではカナダのベンチャー企業「ISARA」が量子コンピュータ登場に備えたソリューションを紹介し、同社は既に政府や金融機関向けに製品を提供しているらしい。
NSAは報告書の中で、なぜこのタイミングで問題点を公開したのかについて、いま現在は公開鍵方式のアルゴリズムを破る能力の量子コンピュータは登場していないが、システム構築は数十年単位で設計する必要があり、過去の事例を見るとアルゴリズム導入には20年程度かかっているらしく、このため、Post-QuantumCryptographyに対応するには、今から準備を始めないと間に合わないと警告したようだ。
国内IoT市場規模予測
「孫正義育英財団」対談イベント「~未来を創る若者たちへ~」
イギリスの自動運転車用保険
ロンドン在住コンサルタント谷本真由美さんが、「イギリスの自動運転車用保険」について記している内容が興味深い。
イーロン・マスク氏の「The Boring Company」と呼ばれるトンネル会社
研究開発費の分析
① 重電システム:社会インフラ(電力・交通など)、ビルシステム(昇降機など)
② 産業メカトロニクス:FAシステム、自動車機器
③ 情報通信システム:通信システム、情報システム・サービス、電子システム
④ 電子デバイス:パワーデバイス、液晶表示装置など
⑤ 家庭電器:空調冷熱システム、住宅設備、黒物・生活家電など
⑥ その他:資材調達、物流、不動産・金融など
病院内でシーツや食事を運ぶロボット
フリーランスの編集者・ジャーナリスト瀧口範子さんが、ペンシルバニア州ピッツバーグにある会社Aethon(エーソン)社製の病院内でシーツや食事を運ぶロボット「Tug(タグ)」を紹介しているのが、興味深い。
スリープ・レボリューション アリアナ・ハフィントン氏インタビュー
ニューヨーク在住ジャーナリスト肥田美佐子さんが、米ハフィントン・ポスト創業者で、『スリープ・レボリューション 最高の結果を残すための 「睡眠革命」』を上梓したアリアナ・ハフィントン氏に、睡眠の大切さについてインタビューしている内容が興味深く参考になる。
ところで、2015年のある調査(Trends in Consumer MobilityReport,2015)によれば、米国人の71%がスマートフォンを近くに置いて寝ているという。
人工知能・ロボットと雇用
経済産業研究所RIETIの森川正之 理事・副所長が、ディスカッション・ペーパー「人工知能・ロボットと雇用:個人サーベイによる分析」で、就労者の視点からどのような仕事がAI・ロボットといった新技術に代替されやすいと考えられているか、またユーザーの視点からどのようなサービスがAI・ロボットに置換されやすいか、という両点から論じている内容が興味深い。
「AIの反乱」はもはや現実の危機か
アマゾン、グーグル、マイクロソフト、IBM、フェイスブック、アップル、ディープマインドなどAIに関わる大手IT企業に加えて、国際学会のAAAI(Associationfor the Advancement of Artificial Intelligence)、市民権保護を目的として活動するACLU(American Civil Liberties Union アメリカ自由人権協会)、安全なAIを研究するNPOのOpenAIが関わっているのが、、「Partnership on AI(AIにおけるパートナーシップ)」というNPOらしい。